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環境省・中央環境審議会動物愛護部会の人選は公正か
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以下の情報は当ブログのコメントとして頂いたもので、私自身が確認を取った物ではありませんが、とにかく深く考えさせられる内容です。
宮城県で5月中旬以降から普通業務に移った時から、被災動物以外は殺処分していますとの事。被災動物と普通動物の違いがわかりませんが、どうみても山から来る動物は普通動物にして殺処分の対象にしていますとの事。わからんわ。違うかったらどうすんねん。以上以前お電話で聞きました。
http://onestep21.blog60.fc2.com/blog-entry-30.html#comment27

先日の福島県の各保健所に対する情報の公開と周知を求める要望書を他の被災県にも広げていかないといけないと思う一方で、殺処分という制度そのもの、何の落ち度もない動物の命を「処分」という軽々しい言葉で断ってしまうこの残酷な制度そのものから変えていかなければならないと、そう強く思わされます。


さて、今はちょうど動物愛護法の付則に定められた見直しの時期。各団体から様々な改正の要望が出されていますが、その中には第35条(犬及びねこの引取り)の見直しもあります。

動愛法では犬猫の引き取りのみが定められ、引き取られた動物達がその後どうなるのかについては全くノータッチ。政令や条例への委任の文言すらありません。

しかし、実際には引き取られた動物達は殺されます。それは各都道府県等が定める条例に、殺「処分」の規定が、まるで判で押したように一律に定められているから。

動愛法の中では行政による動物殺しには一言も触れない。あたかも総則の「生命尊重」規定に反しないような体裁を整えておく。その一方で、自治体には別の規定を設けさせて動物達を殺していく。こういうゴマカシのような制度の中で尊い命を大量に奪っているのが、今の殺処分なんですよね。

こういうのは変えていかないといけません。動物を「命あるもの」と定める動愛法です。自治体に引き取り義務を課すならしっかりと「殺してはいけない」と定める。

それが出来ないなら自治体の引き取り義務そのものを撤廃し、動物の引き取り業務はドイツの動物の家のような絶対に殺処分をしない施設を全国に作らせ、そこに任せる。

そのくらいの思い切った改正が必要です。これは動物愛護の見地からのみならず、わが国の法体系そのもののいい加減さ、ゴマカシ、欺瞞を正す上でも重要です。


さて、その動愛法の改正を審議するのが中央環境審議会の中の動物愛護部会

動愛法改正に関する議題は、直近ではH22.06.16 動物愛護部会(第25回)において取り上げられていますが、この部会、はたして法改正という重要な議題を扱うにふさわしい構成でしょうか。

言い換えれば、国民各層の幅広い意見が正しく反映されるメンバーとなっているかという問題です。

審議会は法に基づいて設置されるれっきとした行政機関の一つですから、特定の利害に偏らない、公平、公正、不偏不党の組織でなければなりません。

それでは、現在のそのメンバーを見てみましょう。

中央環境審議会動物愛護部会名簿
(平成23年1月24日現在)
区分氏名現職
部会長
(委員)
林良博東京農業大学農学部教授
臨時
委員
青木人志一橋大学大学院法学研究科教授
臨時
委員
磯部力國學院大學法科大学院教授
臨時
委員
臼井玲子(公社)日本愛玩動物協会理事
臨時
委員
太田勝典一般社団法人全国ペット協会副会長
臨時
委員
藏内勇夫(社)日本獣医師会副会長
臨時
委員
斉藤富士雄長野県動物愛護センター所長
臨時
委員
佐良直美優良家庭犬普及協会専務理事
臨時
委員
菅谷博茨城県自然博物館館長
臨時
委員
永村武美(社)ジャパンケネルクラブ
臨時
委員
山崎薫学校法人ヤマザキ学園理事長


法学面では、一橋大大学院法学研究科教授の青木氏と、國學院大學法科大学院教授の磯部氏が中心。

青木氏は、「日本の動物法」(東京大学出版会、2009年)、「法と動物」(明石書店、2004年)、「動物の比較法文化―動物保護法の日欧比較」(有斐閣、2002年)などの著書もある、動物法理論の専門家のお一人。

磯部氏は行政法、特に地方自治や環境法などに多くの業績を持たれていますから、この点で両名は好対照を成し、バランスの取れた人選と言うことが出来るでしょう。

しかし、いくら学問的な内容でバランスがとれていても、それが現実の審議に生かされなければ何にもなりません。

このお二人に対して望みたいことは、「動物の生きる権利」をどのように今回の法改正に生かしていくべきか。ここをしっかりと論じていただくこと。

動愛法第2条、「命あるもの」条項が盛り込まれた時点で、国民の意識が動物に対して慣習的に付与してきた「生きる権利」は、法的にも受容されたと考えることが出来ます。成文法の中に「動物の生きる権利」に触れた部分はないものの、既にこれは法源たる効力を獲得しているのです。

したがって、今回の法改正にあたっては、各条項がそれと整合しているかどうかをしっかり検証する。「動物の生きる権利」を損なう条項は全て見直す。そういう根本的かつ徹底的な検討が必要です。

そういうしっかりとした審議を行って頂くなら、次の5年間で私達国民は、「動物の生きる権利」は人間から付与されたものではなく、実は「命あるもの」が本来的に持っていた基本的権利だったのだという考え方を確立していくことが出来るでしょう。

そうした進歩があってこそ、わが国は世界に誇れる国風を築くことが出来る。国家の品格を高めていくことが出来るのです。前述のような、いい加減さやゴマカシ、欺瞞に満ちた法体系を放置しておくのがいいですか。それとも法体系の不備を整備しつつ世界に誇れる新たな基本原則を確立していきますか。そのどちらを選ぶ審議が出来ますか、ということです。


さて、問題はここからです。前述のように、審議会は特定の利害に偏らない、公平、公正な組織であることが望まれますが、私が見る限り、現在のメンバーは動物商に偏りすぎだと思うんですね。

まず「一般社団法人 全国ペット協会」。これは動愛法が動物取扱業の規制を盛り込んだことに対抗する形で組織された、ペット業界のいわゆる利益団体です。

「ジャパンケネルクラブ」も全犬種団体としての一面の他、動物販売業にも深く関わっている団体で、現理事長は農林水産省生産局畜産部長からの天下り(“畜犬”は家畜同様に農水省の管轄です)。副理事長もペット商やブリーダーなどで構成される「静岡県ケネル事業協同組合」の現職理事で、自らも犬の繁殖・生体販売を手がける会社の代表取締役。少なくとも現体制のJKCはペット商やブリーダーなどの利益を代表する団体と言えるでしょう。

そして「公益社団法人 日本愛玩動物協会」。ここは、動物愛護協会・動物福祉協会・動物保護管理協会と並び、環境省管轄“動物愛護4団体”と呼ばれてきた団体ですが、ここの設立母体は「日本鳥獣商組合連合会」という業界団体。今も鳥獣商業界と密接なつながりを持っています。

日本には、動物の命を守るために活動している団体がたくさんあります。そうした所の代表が一人も入らず、動物を商品として扱う側の代表が三人も入っているこの構成、はたして公正と言えるでしょうか。


次なる問題は、「優良家庭犬普及協会」なる団体です。協会専務理事の佐良直美氏はもちろんここを代表して加わっているわけですが、実は「学校法人ヤマザキ学園」理事長の肩書きで加わっている山崎薫氏もここの理事。さらに副会長を委員に送り込んでいる「全国ペット協会」の会長もここの顧問ですから、なんと、同一団体関係者が一挙に三人も加わっていることになります。

これはどう考えても不公正ですね。いくら団体同士の交流があるとしても、動物愛護関係者の人脈はそんなに狭いものではありません。


ちなみに「優良家庭犬普及協会」は、小泉政権当時の自民党党紀委員長として郵政民営化に反対した党員をバッサバッサと処分してきた森山眞弓・前衆議院議員(元環境庁長官・文部大臣・法務大臣)が会長を務める団体。

その政党人脈でつながるのが、藏内勇夫・福岡県議(自民党県議団会長)です。藏内県議は「(社)日本獣医師会副会長」の肩書きで加わっていますが、特定政党の元議員が会長を務める団体から関係者が三名、さらに同一政党に現役で所属して活動する政治家が加わるというこの人選。これで公正、不偏不党が保てるのでしょうか。


と、まぁ、こんな具合。部会長を除き他の委員の立場は「臨時委員」なのですから、動愛法改正を審議する場合は、特定業界や特定団体、特定政党に偏らない人脈から、幅広く委員を依嘱すべきだと思います。でないと、この不公正な人事は政治問題にもなりかねないと思いますよ。いかがですか、環境大臣、江田五月殿。


最後に、私が東京にいた頃に上野公園で経験した出来事を書き添えておきたいと思います。時は9月。そう。動物愛護週間中央行事でのことでした。

その時私は、環境省などと共に行事を主催する団体の側にいました。行事が終わり片付けに入った頃、会場となっていた不忍池畔から少し離れた所で、動物実験に反対するグループが活動しているのに気が付きました。

「来てたんだ、ご苦労様!」
早速駆け寄って挨拶を交わしていたところ、あとでお偉いさんに呼ばれ、
「あいつら行政にたてつくから締め出されて会場の外でやってたんだよ。君もこの世界で長くやっていこうと思うなら、ああいう連中とは関わらない方がいい」
みたいなことを言われてしまいました。

それからも長く行政べったり団体の足場を保持しながら動物愛護運動に関わってきましたが、私は「行政にたてつく」活動ばかりしていましたから、かなり動物愛護「業界」では嫌われ者だったと思います。

で、今回の被災動物救護に関する体たらくぶりに我慢がならず、ついに足を洗って一匹狼で活動していくことにした次第。

でも、一匹狼になってからの方が、仲間は増えました。動物の痛みを我が痛みとして、真剣に命を守ろうと努力する仲間。ここからが私の本当の歩みなんだと、今はそう思っています。


さて、動愛法改正を審議する部会のメンバーが、あの不忍池の一件のどちらの側に立つ人々なのか。会場の外に追いやられても命の尊厳を訴えて頑張っていた側に近いのか。それともあんな奴らと関わるなと言った側に近いのか。両方の世界に足場を置いてやってきた私にとって、その答えは明らかです。

----

■追記■
中央環境審議会動物愛護部会(第27回)が7月30日(金)に開催されます。傍聴希望者は22日(金)17時までに、メールかFAXで、中央環境審議会動物愛護部会事務局まで。
詳細はこちら。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14018

テーマ : 動物愛護
ジャンル : ペット

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かつては東京にいて、ブルースバンドでギターを弾いていた。今は新潟の山の中に住んで、静かにアコギを弾いている。電気は来てるんだけどねw

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震災復興を目指して福島県で開かれた伝説の巨大ロックフェス「ワンステップフェスティバルを再現しようぜ」と呼びかけてきたこのブログですが、今こうした計画を進める事は、原発惨事の規模や被ばくの危険を過小に装う政治の不正に手を貸し、命すら危険にさらしかねません。そこでいったんブログ名を変更、引き続き復興支援に努めつつ、改めてフェス開催の目標に向かって進んで参りたいと思います。よろしくお願いいたします。
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